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学資保険と定期預金の違いは?金利などからみるメリット・デメリットとは?

学資保険と定期預金の違いは?金利などからみるメリット・デメリットとは?

子どもの教育資金を貯めようと思うとき、通常は定期預金などの預貯金であるとか、学資保険などの保険のことなどを思い浮かべます。

教育資金をこれから貯めていくには、学資保険と定期預金のどちらがよいのでしょうか?

しかし、実際のところ大抵の人は、定期預金のことも学資保険のことも、そんなによくは知らないのが実情です。

そこで、ここでは学資保険と定期預金を比較しながら、双方のメリット・デメリットを検討して、どちらが良いかを判断するための材料を提供してまいります。

学資保険と定期預金のメリット・デメリット

学資保険と定期預金のメリット・デメリットを検討してみましょう。

学資保険のメリット

確実に貯蓄が出来る

支払った保険料は保険会社の管理となり、勿論使うことは出来ません。そのため確実に貯蓄ができます。

またあまり教育資金が必要でない幼少の頃から貯蓄して、必要となる時期に備えられるのが学資保険に加入するメリットです。

普通預金よりも金利が良いものが多い

低金利時代ですから、貯金をしてもほとんど利息が付きません。

ところが学資保険は商品にもよりますが、払込み保険料よりも大きい満期保険金を受け取ることができます。中には10%ほども増える商品もあるようです。

万一の場合の保障も付けられる

契約者本人(通常は親)に万一のことがあった場合には、保険料の支払いは免除され、将来支払われる予定の満期金や祝金は契約通り受け取れるなどの保障をつけることができる。

税金に対して所得控除を受けられる

所得税で最大4万円、住民税で2万8000円の控除が受けられます。

控除とは、課税対象の所得から引くことが出来る金額のことです。

学資保険のデメリット

収めた保険料が長期間拘束される

確実に貯蓄ができるのがメリットでしたが、当然学資保険は10年以上の長い期間貯めていくものですから、その間に家庭の状況や時代がどのように変わるかわかりません。

中途解約すると減少する

中途解約すると、解約返戻金が支払われますが、一定の額が払い込んだ保険料から差し引かれて戻されます。

そのため解約返戻金は支払総額よりも減少します。

インフレになると不利

学資保険を仮に18年間で契約すると、その間利率は固定されてしまいます。

今後もずっと低金利のまま続けば、学資保険の利率が高く保たれて有利です。

しかし18年間の途中でインフレの世になるとたちまち不利になる可能性があります。

定期預金のメリット・デメリット

定期預金のメリット

換金性が高い

定期預金はいつでもかいやくできます。

ただし利子の付き方は、契約によって異なりますが、預けた金額がいつまでも引き出し可能ではあります。

変動金利に対応している

時代の変動により、インフレになったとしても対応可能です。

学資保険と同じくらいの期間を、現在の定期預金の中では高めの利率0.3%で計算した場合、返戻率はおよそ102~103%程度となります。

現在はもっと低い利率0.15%で計算すべきですが、後述します。

定期預金のデメリット

積立をすることは難しい

生活費などの出費の変動により一定額の積立をすることは難しい。

計画的な貯蓄をすることは極めて困難である。

金利が非常に低い

※詳細は後述します。

一律源泉分離課税

利益の20%課税される。

契約者(親)が死んだ場合の保障はない

契約者が死亡したときの保障やそれに付帯する保障がありません。

被保険者(子供)の医療保障はない

被保険者に対する付帯する保障がありません。

定期預金の低金利が続く現在においては、貯蓄性の観点からみれば学資保険の方が明らかに優れています。

死亡保障もプラスされることを考慮すれば、学資保険を検討するべきでしょう。

学資保険 定期預金
メリット ◇確実に貯蓄が出来る

◇普通預金よりも金利が良いものが多い

◇万一の場合の保障も付けられる

◇税金に対して所得控除を受けられる

 

◇換金性が高い

◇変動金利に対応している。

 

デメリット ◇収めた保険料が長期間拘束される

◇中途解約すると減少する

◇インフレになると不利

 

◇積立をすることは難しい

◇金利が非常に低い

◇一律源泉分離課税

◇契約者(親)が死んだ場合の保障はない。

◇被保険者(子供)の医療保障はない。

 

定期預金の金利

定期預金の金利を調べてみましょう。

大手都市銀行の定期預金の金利

大手都市銀行の定期預金の金利は次の表のようです。

三菱東京UFJ銀行 三井住友銀行 みずほ銀行 ゆうちょ銀行
300万未満 0.010% 0.010% 0.010% 0.010%
300万以上 0.010% 0.010% 0.010% 0.010%
1000万以上 0.010% 0.010% 0.010% 0.010%

ネット銀行の定期預金の金利

ネット銀行の定期預金の金利は、大手都市銀行よりは少しは良いでしょう。

代表的なインターネット銀行の定期預金の金利(1年もの)

銀行名 300万未満 300万以上 1000万以上
楽天銀行 0.03% 0.03% 0.03%
オリックス銀行 0.15% 0.15% 0.15%
ジャパンネット銀行 0.02% 0.02% 0.02%
ソニー銀行 0.05% 0.05% 0.05%
新生銀行 0.01% 0.01% 0.01%
セブン銀行 0.02% 0.02% 0.02%
じぶん銀行 0.05% 0.05% 0.05%
あおぞら銀行 0.25% 0.25% 0.25%
住信SBIネット銀行 0.02% 0.02% 0.02%
静岡銀行 0.11% 0.11% 0.11%
大和ネクスト銀行 0.10% 0.10% 0.10%
イオン銀行 0.10% 0.10% 0.10%
東京スター銀行 0.025% 0.025% 0.025%
関西アーバン銀行 0.15% 0.15% 0.15%
SBJ銀行 0.15% 0.15% 0.15%

ソニー銀行の積立定期預金

ソニー銀行の積立定期預金を利用する場合を考えてみましょう。

毎月1万円ずつ積立てるのでもよいのですが、ここでは仮に年に1回12万円ずつ積立てるとします。

1年ものの利率が0.15%ですので、1年毎に12万円ずつプラスして18年間継続することにします。

18年後に218.5万円になります。

貯金した金額は、

12万円×18=216万円

ですから、返戻率は

218.5万円÷216万円×100=101.5%

になります。

最近は全般的に定期預金の金利は低下しています。

ソニー銀行の積立定期預金の金利も大幅に低下しています。

これでは学資保険の返戻率には対抗できません。

金利が0.5%以上になれば、学資保険にも十分対抗できそうですが。

ソニー銀行の積立定期のメリットは1度インターネットで積立額などを設定しておけばあとは自動的に運用されるところです。

しかし定期預金のデメリットは金利が下がる可能性もあることです。

ソニー生命の学資保険とソニー銀行の積立定期の比較表

ソニー生命の学資保険 ソニー銀行の積立定期
返戻率 106.9~116.0%

(ソニー生命の場合)

流動的

(現状では102.1%より低い)

節税 保険料控除の対象 特に無し
元本割れリスク 途中解約時に元本割れ 元本割れリスク無し
インフレ耐性 低い 学資保険よりは高い
流動性 満期か解約まで動かせない いつでもノーリスクで解約できる

ソニー生命の学資保険

ソニー生命の学資保険スクエアⅢ型の場合の返戻率を調べてみましょう。

契約者30歳男性、被保険者(子ども)0歳に対するプランとします。

◆プラン1

保険満期:22歳満期

保険料払込期間:18歳まで

基準額資金額:40万円

月払保険料:8,392円

支払総額: 8,392円× 12 × 18 = 1,812,672円

受取学資金総額 2,000,000円

返戻率:2,000,000円÷1,812,672円×100= 110.3%

◆プラン2

保険満期:22歳満期

保険料払込期間:10歳まで

基準額資金額:40万円

月払保険料:14,368円

支払総額:14,368円× 12 × 18 = 1,724,160円

受取学資金総額 2,000,000円

返戻率: 2,000,000円÷ 1,724,160円×100= 115.9%

両プランともに、返戻率は110%以上になっています。

返戻率では、学資保険がハッキリと定期預金を上回っています。

まとめ

長引く低金利の時代に、教育資金を如何に積立てるかは、苦労するところです。

一応、学資保険の方が定期預金より優位であると判断しました。

しかし、もちろん各家庭にはもっと多くの条件が加わるでしょうから、それらの条件を加味して判断することが必要になるでしょう。

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