プルデンシャル生命に学資保険はない?代わりになるものは?

プルデンシャル生命は、1875年にアメリカで創業した「プルデンシャル・ファイナンシャル」を親会社に持つ生命保険会社です。

生命保険だけでなく、資産運用に関わるサービスを世界40カ国以上で提供している会社です。

外資系保険会社の中でも、優秀なライフプランナーをそろえていると評判で、特に同業者であるほかの保険会社からの評価がとても高く、それに伴って保険加入者からの信頼も厚いことで知られています。

ですので、今までプルデンシャル生命の保険に加入している方であれば、子供が生まれたときに、「学資保険もプルデンシャル生命で」と考えるのは、当然でしょう。

しかし、プルデンシャル生命には「学資保険」という商品はないと言われています、実際にはどうなのでしょうか。

今回は「プルデンシャル生命の学資保険」について、詳しく解説していきます、

プルデンシャル生命には学資保険がないってほんと?

前章で書きましたが、プルデンシャル生命に「学資保険がない」というのは本当なのでしょうか。

まず初めに、そこの点から書いていきます。

プルデンシャル生命は学資保険を販売していない

結果から書いてしまうと、プルデンシャル生命には、「学資保険」はありません。「学資保険」としての保険商品は販売されていないのです。

ですので、プルデンシャル生命の保険で、学資金を調達したいと考えるならば、適していると提案される商品は次の項で説明する2つです。

プルデンシャル生命で学資保険の代わりになりそうなものは2つ

繰り返しになりますが、前項で書いたとおり、プルデンシャル生命の保険商品のラインナップには「学資保険」はありません。

ですので、その代わりになるものとして、以下の2つが挙げられます。

  • ドル建て終身保険
  • ドル建て特殊養老保険(リタイヤメントインカム)

このどちらかであれば、学資保険の代用とすることが出来ます。この2つの保険の内容について、次の章で詳しく解説していきます。

プルデンシャル生命で、学資保険に代わる商品はこれ!

ここでは、ドル建ての終身保険とドル建ての特殊養老保険を、「学資保険」の代わりに使う方法について書いていきます。

ドル建て終身保険を利用する方法

まず初めに、終身保険を利用する方法です。簡潔に略して書いていきます。

終身保険を学資保険として利用するには、まず終身保険に加入し保険料を支払っていきます。

そして、学費が必要な時期に来たら解約し、解約返戻金を学費として利用するという方法です。

この保険料を、日本円でなくドルで支払うのが「ドル建て終身保険」になります。

終身保険の仕組みは、ドル建てでも円建てでも変わりません。

支払う保険料が、円なのかドルなのかという違いです。

日本円なら保険料は契約時からずっと変わりませんが、ドル建てだと、為替レートの変動に左右されるため、毎月違ってくるのです。この点は注意が必要です。

ドル建て特殊養老保険「リタイヤメントインカム」を利用する方法

そしてもう一つが、「ドル建特殊養老保険(リタイアメント・インカム)」を利用する方法です。

この、「ドル建て特殊養老保険(リタイアメント・インカム)」は、かみ砕いて簡単に説明すると、

  • 学資保険と同じ養老保険という種類
  • 保険料はドルに換算して支払う
  • 満期保険金は一括か分割か、受け取り方を選択できる

といった点が特徴になります。

ただし、同じ養老保険というくくりでも、「ドル建て特殊養老保険(リタイアメント・インカム)」は、死亡保険金と満期保険金の金額が同じである「学資保険」と同じ条件ではありません。

「ドル建て特殊養老保険(リタイアメント・インカム)」は、死亡保険金が少なく設定され、満期保険金の金額が多くなっています。この部分を指して、特殊という名称がついているのです。

ですので、この保険を学資保険として利用するには、満期を迎える時期と学費が必要な時期が同じになるよう、気を付けなくてはなりません。

プルデンシャル生命のドル建て保険を学資保険代わりに加入するメリット・デメリット

ここでは、ドル建て保険を学資保険に利用する際のメリットとデメリットについて書いていきます。

ドル建て保険のメリット

ドル建て保険全般においてのメリットは、

  • 日本円建ての保険より、金利が高く設定されている
  • 契約時の予定利率が高いので、保険料の負担が安くなる

(ただし、毎月の保険料は為替相場によって変動するので一定ではない)

といったことになります。

ドル建て終身保険を学資保険の代用とするメリット

ドル建て終身保険を、学資保険の代わりとすることのメリットですが、

  • 解約する時点で、為替相場が円安であれば、解約返戻金が多く受け取れる。
  • 解約返戻金を受け取る際、日本円で受け取るか、米ドルで受け取るかを選択できる。

といった点です。

特殊養老保険(リタイヤメントインカム)を学資保険の代用とするメリット

次に、特殊養老保険(リタイアメント・インカム)を、学資保険の代わりとして利用する際のメリットは、

  • 満期保険金の受け取り方が選べる(学資保険として利用するのであれば、一括・確定年金型)
  • 満期時の受取通貨を、円かドルかを決めておかなくていいので、その時点での為替レートを見て、得な方から選択できる。
  • 終身保険と同じように、満期時で、為替レートが円安であれば、満期保険金が多く受け取れる。
  • 加入後、数年が経過すれば払込保険に変更できるので、保険料の払い込みが困難になった場合でも柔軟に対応できる。

というような点です。

ドル建て保険のデメリット

ここでは、ドル建て保険のデメリットについて書いていきます。

今回は、学資保険の代わりとして利用する場合のデメリットになりますので、通常の加入の場合のデメリットとは少々異なってきます。その点はご理解ください。

終身保険のデメリット

終身保険を、学資保険の代わりとして利用する場合のデメリットは以下のようになります。

  • 学資保険として利用するために解約する時点で、為替レートが円安だった場合、受けとれる解約返戻金が、契約時に想定していた金額より低い金額になる可能性がある。
  • 解約返戻金を受け取る際、日本円に換金するために、為替手数料が発生する

(1ドルあたり何円といった計算になるので、金額が大きくなればなるほど、手数料も多くなる。解約返戻金だけでなく、満期保険金など、ほかの場合も同様)

このような点がデメリットになります。

特殊養老保険(リタイヤメントインカム)のデメリット

次に、特殊養老保険(リタイアメント・インカム)を、学資保険の代わりとして利用する場合のデメリットは以下のようなことです。

  • 長期にわたっての積み立てを想定して設計されているので、学資保険と同じような払込期間を選択すると、保険料が高めの設定になる
  • 貯蓄としての機能を充実させているので、保険としての機能が弱い
  • 保険料の払込期間が短い状態で解約すると、解約返戻金は少ないか、ほとんどない
  • 満期保険金を受け取る際、日本円で受け取ると、換金するために為替手数料が発生する(1ドルあたり何円といった計算になるので、金額が大きくなればなるほど、手数料も多くなる。満期保険金だけでなく、解約返戻金など、ほかの場合も同様)

といった点がデメリットになります。

選択に迷ったら、学資保険に加入する目的を考えてみよう

今回は、プルデンシャル生命で「学資保険に変わるもの」について、詳しく調べてきました。

ここまで書いてきたことをまとめると、

  1. プルデンシャル生命の保険には、現在「学資保険」という商品がない
  2. プルデンシャル生命の保険で学資金を調達しようとすると、ドル建ての終身保険もしくは特殊養老保険を提案される
    ということになります。

「ほかの保険会社から販売されている「学資保険」よりも、プルデンシャル生命のドル建ての保険を積み立てるほうが、最終的な受取金の増額が期待できるという点がその理由です。

しかし、ここで気を付けなければならないことは、プルデンシャル生命の場合、「「学資保険」という商品がないので、終身保険もしくは特殊養老保険を代用する」のであって、あくまでも「「学資保険」と同じではないということです。

「貯蓄」ではなく、「投資」になることを理解してください

ドル建ての保険で、学資金を準備するという場合、まず理解しておかなければいけないことは、この方法が通常の学資保険のように「貯蓄」ではなく、「投資」になることです。

言い換えると、「契約当初がドル高であったため、高い利率での払い戻しを期待してドル建ての保険を契約したが、実際に払い戻しが必要になった時期は円高になっていたので、想定されていた金額より少なく、元本割れしてしまった」というようなことです。

ドル建ての保険は、どの種類であっても、常に「為替相場の変動」という、大きなリスクを背負うことになるからです。

学資保険の本来の目的は「貯蓄」

しかし、プルデンシャル生命になく、ほかの保険会社から販売されている通常の「学資保険」は、日本円での貯蓄を目的に設計されている商品です。

いわば、貯蓄がメインの保険に、特約が付いた形となります。

ですから、最初に予定された期間に、積み立てを完了すると、少なくとも積み立てた金額分の満期保険金が受け取れます。

途中で解約しなければ、最悪の結果である「元本割れ=払い込んだ金額より受け取った金額が少ないこと」は避けられるのです。

それが、元来貯蓄としての目的で設計されている「学資保険」の強みでもあります。

プルデンシャル生命のドル建て保険、加入は即断しないで、まず相談を

しかし、プルデンシャル生命で「学資保険の代わり」にと、提案される「ドル建ての保険商品」はそうではありません。

あくまでも「学資保険の代わり」なのです。

ですから、プルデンシャル生命で「ドル建ての保険」を「学資保険」代わりとして、加入を勧められた場合、即断せず、いったん保留にしましょう。

該当の保険のサイトにアクセスして詳細を調べるなり、第3者である無料保険相談などを利用して、分からない点や疑問を相談するなりし、よく理解し納得したそのうえで、加入手続きをされることをお勧めします。

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